賃貸物件には共用部分と呼ばれる場所が存在します。
廊下や階段、共通玄関やベランダ、バルコニーなどです。
ベランダとバルコニーの違いは、屋根の有無です。
ベランダには屋根が設けられていて、バルコニーには屋根がありません。
今回は、ベランダとバルコニーを使うにあたっての注意点についてご紹介します。
賃貸物件の共用部分であるベランダ・バルコニーの活用方法とは?
ベランダやバルコニーと聞くと、洗濯物を干す場所というイメージがあるかと思いますが、それ以外にもさまざまな活用方法があります。
ただし、ベランダやバルコニーを活用する際には、物件ごとに禁止事項が設けられている場合もあるため、まずは管理規約を確認しましょう。
ベランダやバルコニーは、たとえば以下のような方法で活用することができます。
●グリーンカーテンで目隠しする
●床に人工芝を敷く
●テーブルセットを置いてアウトドアリビングにする
ベランダやバルコニーの手すり部分などにネットや木材を立てかけて、そこにつる植物を絡ませると、グリーンカーテンができます。
涼しげでおしゃれな見た目だけでなく、目隠しにもなり、夏はエアコンの節電の効果もありますよ。
床に人工芝を敷くと、裸足のままでベランダに出ることもできて、より自然を感じることができるでしょう。
テーブルセットを置くと、天気の良い日は風を感じながらアウトドアリビングとして休憩することもできますね。
上記のような工夫をすることで、ベランダやバルコニーをおしゃれなリラックススペースにできますよ。
賃貸物件の共用部分であるベランダ・バルコニーの注意点とは
賃貸物件によっても異なりますが、主な注意点は以下の3つです。
●ルールやマナーを守る
●花火は厳禁
●プールはトラブルになるケースもある
ベランダやバルコニーは共用部分でもあるため、繰り返しになりますが、管理規約に定められているルールやマナーを守って正しく使うようにしましょう。
マナーとはたとえば「うるさく騒がない」「周囲にまで強いにおいが広がるようなお香は焚かない」などが挙げられます。
また、防災面から基本的に共用部分での火の使用は厳禁です。
とくに花火は音や煙も出るため、周囲からクレームがくる可能性が高いでしょう。
夏はベランダやバルコニーにビニール製のプールを出して、お子さまと水遊びをする方が多いですが、近隣とトラブルになるケースもあります。
たとえば「水がはねて、洗濯物が濡れてしまった」「排水により、隣のベランダが浸水した」などのトラブルが多いです。
周囲に迷惑がかからないように注意しながら、ベランダやバルコニーを有効活用しましょう。
まとめ
今回は、賃貸物件の共用部分であるベランダやバルコニーの活用方法と注意点をご紹介しました。
ベランダやバルコニーは家庭菜園やアウトドアリビングとして活用できますが、共用部分であることを意識して周囲に迷惑がかからないようにうまく利用しましょう。
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