コロナ禍でペットを迎え入れたいと感じている方は多いのではないでしょうか。
猫は犬と比べて散歩の必要がなく、室内で飼えるため人気が高まっています。
しかし、賃貸物件では室内の対策をしないと退去時に高額な修繕費が発生したり、周囲から苦情がきたりする可能性があります。
今回はペット可の賃貸物件に入居することを前提に、猫を飼う際の注意点をまとめました。
ペット可の賃貸物件で猫を飼うときの注意点①壁紙
猫は爪を研ぐ習性があります。
本能的なものなので制限することが難しいのですが、賃貸物件では壁紙が傷んで退去時の修繕費がかさむ原因になってしまいます。
猫の爪研ぎから壁紙を守るためには、爪研ぎしても良い場所の環境を整えましょう。
まずは猫が好んで爪研ぎする場所を特定します。
次にその場所に市販の爪研ぎ器を置いて、周囲はツルツルで爪の引っかからないシートを壁紙に貼って傷つかないよう保護します。
どうしても壁で爪研ぎしてしまう場合には、壁に貼るタイプの爪研ぎボードもありますよ。
ペット可の賃貸物件で猫を飼うときの注意点②床
猫は走るときに普段隠れている爪を出しますので、フローリングの床だと傷だらけになってしまいます。
賃貸物件の床の保護に効果的なのは全面を敷き物で覆ってしまうことです。
とくに市販のペット用クッションフロアは、厚めのクッションで猫への負担を軽減しながら床の傷つきを防止し、消臭機能がついている商品もあります。
つなぎ目が少なくなるため、猫がおしっこや吐き戻してしまったときにも下の床に染みにくくなる効果もあります。
またタイルカーペットを敷く方法もあります。
床の保護だけでなく、汚れたら一部分だけ取り替えれば良いため処理が楽になります。
ペット可の賃貸物件で猫を飼うときの注意点③鳴き声
もっとも効果的なのは去勢手術です。
雄猫は発情期になると特有の鳴き声を出しますが、去勢手術をすることでこの鳴き声を抑えることができます。
発情しているのに交尾ができない状態は猫にとって大きなストレスになりますし、去勢することで、発情に関わるホルモンからくる病気を予防できるので、猫にとっても負担が減ります。
また、隣の部屋に面した壁に防音・吸音パネルを取り付けても鳴き声対策になります。
爪研ぎによる壁紙の傷つきも防止できるため、一石二鳥です。
まとめ
今回はペット可の賃貸物件で猫と暮らす際に注意したい壁紙と床の保護、そして鳴き声対策についてまとめました。
憧れのペットとの暮らしは、ペットも飼い主も快適な環境を作るのがポイントです。
猫の個性に合わせて、工夫してみてくださいね。
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